めっちゃ久しぶり!
元気だった??最近全然書いてなかったな。
気がついたら日中はだいぶ暖かくて、もうすぐ春って感じだね。待ちわびてた春。まだ世の中は去年と状況変わってないし、ちゃんと緊急事態宣言中だけど。
居酒屋は時短営業で、終電の駆け引きすら出来ない。(そんなのしたことないよ
なんで書いてなかったかと言うと、感情の動きがあんまりなかったからです。それはたぶん、いいことでもある。
好きなものが増えていくのは怖い。入れこみたくない。それが人間の場合、いつか居なくなるし。
最近好きな物は増えていく。新しいことも始まったし、色んな習慣が出来てきた。
だけど、心が強く惹かれてどうしようもないあの感覚!他のことがどうでも良くて、駆け出すくらいのあの感覚が、またいつか訪れるんだろうか。
悲しいこともあんまりない。他人による悲しいことは一切ない。
自分の無能さには日々絶望するけどね。
きっと、これが安定っていうことなんだ。それが欲しかったんだよね。人間はほんとにないものねだりで困る。
めっちゃ謝られたら、私の中の怨念というか、執着というか、そういうドロっとした悲しい感情が消えた。成仏した。
いつか謝って欲しい、いつか後悔して欲しいと思い続けるのは苦しい事だった。
謝られて、ああやっと分かってもらった、私の痛みはおかしい事じゃなかった、って思えて、パッとどうでも良くなって、頑張ったな、でもこれで良かったよなと思った。
そんで、その人に許すことを教わったので、今回私は、今までの事を全部を許すことにした。
そしたら結構忘れた。許したら人は忘れるらしい。
最近、周りに残ってる人達は、どこかしら自分に似てるところがあるなと思い始めた。
同期にしろ先輩にしろかつてのクラスメイトにしろ親友にしろ、似てる。(失礼かも)(ごめんね)
そんで、落ち着く。
ワクワクするし、たくさん笑うけど、なにより落ち着く。その人がどうだからとかじゃなくて、ただその人の纏う雰囲気が、作る空気が好き。言葉の選び方も、話し方も好き!
きっと少しくらいは私をわかってくれるかもという希望もある。もっと仲良くなれるだろうという希望も。
そんなひとたちばっかりが、今もそばに残ってる。
恋人はなんの申し分もなく優しくて愛おしくて、
私はものすごく惨めになる。
私は他人に与えることもできないばかりかろくに感情のコントロールもできない。全然釣り合わない。
だけど、相手がありのままであるとき、私は凄く嬉しい。
そんで、心を閉ざされる時、一人でいる時よりずっと寂しくなるし、無力感を感じる。
すればするほど、恋愛は下手になるらしい。
この前みんなでドライブしてる時、ふざけてスピードを出した運転手が、このまま死んじゃおう的なことを言った。そんなメンヘラチックな感じではなかったかも。けどそんな感じのことを言った。
それに対して私は、「ダメだよー」と言った。
言ってから、ん?となった。ダメだよ?
自分はそんなふうに考えるようになったのかとハッとした。
私は車が大好きで、特別な助手席に乗る時、このまま死んじゃいたいなと毎回思っていた。
その瞬間が人生の最高地点だと思ってたからだった。
でも、そういう思考がもうなかった。
なんでだろう。と考えた時、未来にも期待できるようになったからなのかもしれないと思った。
今が最高で、その先のことはなんら保証もなく、またドン底かもしれない。それならば今ここで死にたいと、そう思わなくなってた。
これは、結構、自分でも衝撃的だった。
だけど、人は変わる。そんなことはちゃんと分かってる。
花束みたいな恋をしたで、男が
「僕の人生の目標は、絹ちゃんとの現状維持です!」
と言う。
いいなあと思った。が、その男が1番、現状不維持だった。
ほんまクソ。
そんで、最後には縋る。遅い。イライラした。
人が変わるのは仕方ない。状況が変わるから。
私も来年度になれば後期には就活をしているだろうし、もっと先大学を卒業して社会に出れば関わる人間も増えて、変わって、あらゆる責任を負う。
きっと親からも解放されて、1人で暮らす。
バンド活動がどうなってるかは検討もつかない。
なんにせよ、そうなったらきっと私は変わる。ちょっとくらいは絶対に変わる。
そうなった時、盲目的に現状維持するんじゃなくて、その時その時、ベストな距離感で、相手のことを大事に思い続けることが1番最優先なんじゃないかな……
ごちゃごちゃ言ったけど、結局は、気持ちがあるかないかなんだけど、多分。
親は、うるさい。
親は、昔から私をなんかすごい子にしたがってる。
幼少期から、バレエ、水泳、そろばん、ピアノ、英会話、学習塾、、とあらゆる習い事を習わせ、
親の思う俗物的なメディアから私を遮断した。
大学に入るまで私は7時のニュースしか見させて貰えなかったし、当然スマホなんか買い与えて貰えなかった。
高校生の時、駅のホームで私だけケータイをいじらなかったのは、ガラケーを出すのが恥ずかしかったからだった。
友達と遊びに行くと言っても、ツーショットを送ることが条件だった。
母親は何から私を守ろうとしていたのか。
高校の時、友達から変だよと言われて、当たり前の日常が、私の中で過保護、過干渉として認識されるようになった。やっとだった。
大学1年生になっても、門限があった。
大学入りたての頃はまだ母親にビクビクしていて、
無数の不在着信に、頭が真っ白になることがよくあった。
そういう時、友達と遊んでいても心臓がバクバクしてろくに笑えなくなってしまう。
楽しい時間を母親に邪魔されるのがほんとに嫌だった。
家に帰れば怒鳴られる。叫ばれて、泣かれたりして、もうさすがに殴っては来ないけど、でかい声がホントに苦痛だった。
ドライヤーが嫌いなのは、母親が私を呼ぶ声が聞こえないかもしれないから。反応しないとキレる。そのビクビクを、あの轟音に感じるようになっていた。
そんな時、また母親からの無数の不在着信を見て、新歓コンパの二次会に行くのをやめようとした時、
ど金髪の女の子が私の手を取った。
そんなの無視しちゃえばいいじゃん!行こうよ!と言ったその子の顔はすごく綺麗で、髪の毛もなんかすごくて、めちゃくちゃ仲良くなりたかったし、
ほんとはめちゃくちゃ行きたかったので、
スマホの電源を切った。
その時、もう母親に怒られるとか、彼女の想定してる道から外れるとか、
どうでもよくなった。
私は真面目じゃないし、単位もちゃんと取ってるようないい子じゃないし、家に帰らずに遊んだりするし、酒もタバコもするし、周りの人間もテキトウやってるけど、
けどそれを私は大切に思ってる。
母親の思う私の像とかけ離れていることに罪悪感もない。
早く、諦めてくれたらいいなと思う。
そろそろ春が来ないかなぁ。
冬は飽きた。
またみんなで出かけたいな。もうちょっと薄着して。
春は私の一番好きな季節です。